
エネルギープラザ・焼却施設(1号炉・2号炉)
(処理能力:318t/日 (24h) ×2基 発電能力:4,050kW)
産業廃棄物だけでなく、一般ごみの処理も可能であり、多種に渡る品目の処分許可を持った、全国でも数少ない焼却施設です。燃焼時の排熱を回収し、エネルギーとして事業所内や地域へと供給します。

エネルギープラザ・焙焼施設
(処理能力:187t/日 (24h) )
焼却炉で発生した燃えがらや汚染土壌を1,100℃の高温で焼成することで、有害物質を無害化することができます。焼成後の灰は土木資材などにリサイクルされます。

エネルギープラザ・乾燥施設
(処理能力:100t/日 (24h) )
食品工場から出る食物くずなどを焼却炉の熱を利用して乾燥させます。

エネルギープラザ・炭化施設
(処理能力:30t/日 (24h) )
乾燥施設で乾燥されたものを炭化します。出来上がった炭は、プランターの土や野菜の土に混合して利用されます。

焼却(サーマルリサイクル)施設
(処理能力:130t/日(24h) 発電施設発電能力:800kW 乾燥施設処理能力:90m³)
廃棄物を焼却する時に発生するエネルギーを発電に利用、800kWを発電し自家消費しています。また、熱エネルギーは乾燥炉にも利用され、乾燥肥料の製造にも利用しています。
またこの施設は、フロン排出抑制法に基づくフロン類破壊業者登録を取得しています。

焙焼炉
(処理能力:200t/日)
焼却灰や汚染土壌を高温で焼成することによって無害化し、土木資材などに再資源化しています。また、当施設は特別管理産業廃棄物にあたる特定有害産廃の処分許可を多数取得しております。

RPF製造施設
(処理能力:69t/日×2基)
グループで4拠点目のRPF製造施設。従来焼却されていた可燃性廃棄物から選別強化により、製品に使える廃プラスチック・紙くずを取り出し固形燃料化します。

ジオメルト無害化施設(株式会社 アイエスブイ・ジャパン)
(処理能力:4.75t/日(9.5t/48h))
1200℃~2000℃のジュール熱により残留性有機汚染物、PCB、ダイオキシン、DDTなどの化学物質を完全に無害化します。

木材チップ製造設備
(処理能力:262t/日)
木くずを破砕選別し、木材チップを製造します。生木、伐採木、畳に対応できる3系統のラインがあります。

不燃物リサイクル施設
(処理能力:30t/日)
大型電気機器や遊戯機器、小型家電などを手分解、破砕、剥離し、鉄・非鉄・廃プラスチックなどそれぞれの組成ごとに回収。またここはフロン回収業者としても登録されており、フロンを回収、同センター内の焼却施設で破壊しています。

汚泥固化施設
(処理能力:400t/日)
汚泥を固化材と混合し、混練・造粒することにより再生処理土を製造する施設です。これにより、汚泥が新たな資材として生まれ変わります。

容器包装リサイクル施設
(処理能力:25t/日)
プラスチック製廃棄物から再生ペレット等を製造しており、容器包装リサイクル法に基づく再生処理事業者の登録を受けています。再生プラスチック製品は、三重県リサイクル製品利用推進条例の認定を受けました。

選別場
(面積:3,675m²)
3,675m²を誇る敷地面積を擁し、各地から日々搬入される廃棄物を品目ごとに人の手、重機を用いて分類、危険物等が含まれていないかチェックを行っております。

破砕選別施設 (Aライン)
(処理能力:250t/日)
三重では、大量の廃棄物を破砕するAラインと焼却対象物を破砕するBラインの大小二基の破砕選別施設を保有。前処理として産業廃棄物の容積を小さくする、いわゆる減容化を行います。

破砕選別施設 (Bライン)
(処理能力:98.4t/日)
大量の廃棄物を破砕するAラインと焼却対象物を破砕するBラインの大小二基の破砕選別施設を保有。前処理として産業廃棄物の容積を小さくする、いわゆる減容化を行います。

コンポスト工場
(処理能力:2.9m³/日)
汚泥、動植物性残渣などの有機性廃棄物を三ヶ月かけて発酵と熟成を行い良質な完熟肥料を製造します。製品は「土力くん」という名で農事組合法人ねぎぼ~ずなどで農業生産に利用されています。

Re.トランク施設
(保管面積:1,950m²×2)
1階、2階を合わせた総床面積3,900㎡の広さを利用した、製品廃棄物等の保管倉庫です。監視カメラの設置など、建物全体のセキュリティを図っています。

アスベスト解体ライン
アスベストは身の回りのたくさんの製品に使用されています。ここではそれらのアスベスト含有製品の廃棄物の解体を行っています。周辺環境・労働環境に十分配慮した設計となっており、安全管理も徹底しています。

分析センター(株式会社 ディンズ環境分析センター)
<計量証明事業登録 第229号>
大栄環境グループに搬入される廃棄物の分析、三重リサイクルセンターで製造するリサイクル製品の品質試験から環境測定まで、様々な分析を行います。その他、汚染土壌の無害化など環境改善に向けたコンサルタント業務にも取り組んでいます。

管理型最終処分場
(埋立設置容量:12,807,077m³)
リサイクルの過程で発生する残渣物や再生不可能な廃棄物を適正に処分します。
2022年3月にグループ最大規模の許可容量を有する第8期管理型最終処分場が竣工しました。
従来の許可容量と合わせて約1,280万m³になります。

水処理施設
(処理能力:300m³/日)
管理型最終処分場の浸出水を微生物処理、薬品処理、活性炭処理により浄化します。管理型処分場の要の施設です。

排水濃縮結晶化設備
(処理能力:300m³/日)
水処理施設で浄化した水をさらに精製し、プラント用水として場内の各施設で利用しています。この設備により浸出水のクローズド化が実現し、水資源の循環につながっています。